Domaine de la Folie
ドメーヌ・ド・ラ・フォリー
プロフィール
コート・シャロネーズの北端に位置するシャニー村を拠点とするドメーヌ・ド・ラ・フォリは、この地ならではの個性を反映したワイン造りを行う生産者だ。所有する畑は計2カ所で、いずれもプルミエ・クリュの格付けを有している。その中核を成すのが、3.26ヘクタールの広さを誇るクロ・デュ・シェーニュである。さらに、1.69ヘクタールの面積を持つクロ・サン・ジャックも、同ドメーヌのポートフォリオを支える重要な一翼を担っている。保有する畑はすべてシャニー村内に位置しており、村のテロワールを深く追求する姿勢が、これら2つの1級畑の構成からも見て取れる。グラン・クリュこそ所有していないが、限られた面積の中で特定の区画に注力することで、シャニーという土地のポテンシャルを実直に表現している。
所有する畑
※ ネゴシアンとしての取り扱いを含む
歴史
コート・シャロネーズの北端、シャニー村を拠点とするドメーヌ・ド・ラ・フォリ。保有する畑は2区画で、ともにプルミエ・クリュだ。クロ・デュ・シェーニュが3.26ヘクタール、クロ・サン・ジャックが1.69ヘクタール——どちらもシャニー村内に位置し、村のテロワールを一点集中で掘り下げる。グラン・クリュはなく、保有数も少ない。それでも2つの一級畑を合わせると約5ヘクタールになり、シャニーという産地を語るには十分な規模だ。コート・シャロネーズのなかでシャニーは比較的目立たない村だが、このドメーヌのように特定の一級畑に絞り込んで表現する造り手の存在が、産地の個性を浮かび上がらせる。
生産方法の特徴
シャニー周辺の一級区画2カ所を手がける小規模な造り手。公開情報は限られる。
ヴィンテージ評価
Côte Chalonnaise・Rouge・1969〜2024年(5 段階総合評価・新しい年が右)
各年の総評を見る閉じる
| 年 | 総合評価 | 飲み頃 | コメント |
|---|---|---|---|
| 2024 | ★★★★★ | 早飲み | 霜・雹・ミルデューに苦しんだ困難な年。収量は大幅減で品質も赤を中心に苦戦、白はわずかに持ちこたえた程度。 |
| 2023 | ★★★★★ | 早飲み | 大豊作でジューシーな赤白を産んだが密度はやや控えめ。早飲みで親しみやすく、コスパ重視で選びたい年。 |
| 2022 | ★★★★★ | 待つ | 猛暑年ながら芳香高くバランスの取れた赤と、フレッシュで凝縮感ある白を生んだ近年の高品質ヴィンテージ。 |
| 2021 | ★★★★★ | 待つ | 冷涼で霜害もあった難しい年。クラシックで生き生きとしたフレッシュなスタイルへの回帰、酸の効いた古典派に好適。 |
| 2020 | ★★★★★ | 待つ | 近年屈指の傑出した年。新鮮さを保ちつつ凝縮感ある赤白を生み、長期熟成と早飲みの両方に対応する完成度。 |
| 2019 | ★★★★★ | 待つ | 凝縮感ある赤と豊かな白の両方で優れた成果。クラシックなバランスを保ち、長期熟成のポテンシャルを備えた高品質年。 |
| 2018 | ★★★★★ | 待つ | 完熟と新鮮さを両立した充実の年。赤は色濃く凝縮感ある仕上がり、白も深みと精密さを備え長期熟成にも適する。 |
| 2017 | ★★★★★ | 飲み頃 | 豊作で親しみやすい果実味豊かなスタイル。赤白とも早期から楽しめ、コスパに優れたデイリー使いに最適な年。 |
| 2016 | ★★★★★ | 飲み頃 | コート・ドールほどの霜害は免れた地区も多く、果実味豊かで親しみやすい赤白を産んだ。中期向きの実直な良年。 |
| 2015 | ★★★★★ | 飲み頃 | 暖かく完熟した充実の年。赤は深い果実と緻密な構造、白も豊かでバランス良く、コート・ドールの傑作年に追随する高品質。 |
| 2014 | ★★★★★ | 飲み頃 | 活き活きとした酸と緊張感ある白が特に優秀。赤も新鮮で透明感ある仕上がりで、エレガントなスタイル志向に合う年。 |
| 2013 | ★★★★★ | 飲み頃 | 冷涼で晩熟な古典的スタイル。クリーンでフレッシュ、サイトの個性が出る中期向き、コスパ重視で選びたい年。 |
| 2012 | ★★★★★ | 飲み頃 | 霜と雹で収量激減も、残った果実は凝縮感ある赤白に。バランス良くコート・ドールに準じる高品質を実現した年。 |
| 2011 | ★★★★★ | 下り坂 | 白の方が安定して仕上がった年。柔らかく親しみやすいが熟成余力は限定的で、フレッシュなうちに楽しみたいスタイル。 |
| 2010 | ★★★★★ | ピーク | 凝縮感とバランスを備えた良年で、コート・ドール傑作年の恩恵を受けた。コスパに優れる赤白ともに堅実な仕上がり。 |
| 2009 | ★★★★★ | ピーク | 豊潤で官能的な好年。チャロネーズでも純粋な果実味を備えた赤を生んだ。 |
| 2008 | ★★★★★ | ピーク | 晩熟で純度のある赤。引き締まった酸が魅力。 |
| 2007 | ★★★★★ | ピーク | 香り高く新鮮な早飲き向きの年。 |
| 2006 | ★★★★★ | ピーク | 果実味と均衡を備えた優美な年。今が飲み頃。 |
| 2005 | ★★★★★ | ピーク | 歴史的当たり年。チャロネーズでも凝縮感と骨格を備えた赤を生んだ。 |
| 2004 | ★★★★★ | ピーク | 新鮮で軽やかな赤と白。早飲み向きで気軽に楽しめる年。 |
| 2003 | ★★★★★ | 下り坂 | 酷暑年で豊潤だが酸低め。早熟でピーク越えが多い。 |
| 2002 | ★★★★★ | ピーク | 均衡良く果実味豊かな好年。チャロネーズでも上から下まで成功。 |
| 2001 | ★★★★★ | ピーク | 雨と雹で不均一。上位は引き締まった構造を持つ。 |
| 2000 | ★★★★★ | 下り坂 | 雨で柔らかな赤。早飲み向きでピーク越えが多い。 |
| 1999 | ★★★★★ | ピーク | 豊潤と凝縮を備えた近年屈指の好年。チャロネーズでも輝いた。 |
| 1998 | ★★★★★ | 下り坂 | 霜と雹で不均一。上位生産者のみ良作を残した。 |
| 1997 | ★★★★★ | 下り坂 | 豊潤で柔らかな赤。早飲み向きで多くは既にピーク越え。 |
| 1996 | ★★★★★ | ピーク | メルキュレやモンタニーで近年屈指の好年。優美で凝縮感ある白も傑出。 |
| 1995 | ★★★★★ | 下り坂 | 雨で苦戦したが、上位は骨格ある赤を残した。 |
| 1993 | ★★★★★ | 下り坂 | 厚い果皮から骨格ある赤。チャロネーズでも好年として評価された。 |
| 1992 | ★★★★★ | 下り坂 | 豊作で柔らかな仕上がり。早飲み向きの年。 |
| 1991 | ★★★★★ | 下り坂 | 霜と雹で苦戦した困難年。 |
| 1990 | ★★★★★ | 下り坂 | コート・シャロネーズでも歴史的当たり年。1990年代の評価向上の端緒。 |
| 1989 | ★★★★★ | 下り坂 | 豊潤で官能的な好年。 |
| 1988 | ★★★★★ | 下り坂 | 9月の好天で骨格ある赤と白を生んだ好年。 |
| 1985 | ★★★★★ | 下り坂 | 優美で均衡良い歴史的当たり年。チャロネーズでも輝きを放った。 |
| 1978 | ★★★★★ | 下り坂 | 晩熟の見事な好年。チャロネーズでも凝縮感ある赤を生んだ。 |
| 1976 | ★★★★★ | 下り坂 | 酷暑年で骨太な赤を生んだ古典。 |
| 1971 | ★★★★★ | 下り坂 | 凝縮感ある古典的好年。 |
| 1969 | ★★★★★ | 下り坂 | コート・シャロネーズでも60年代屈指の好年として記憶される。 |
※ 専門家筋・業界全体の評価を集約した総合スコア。個別の畑や造り手で前後する場合があります。
みんなのワインログ
読み込み中...
よくある質問
- Domaine de la Folie はどこのドメーヌ(造り手)ですか?
- Domaine de la Folie(ドメーヌ・ド・ラ・フォリー) は、フランス・ブルゴーニュ地方の Chagny を拠点とする造り手です。計 2 の畑区画を所有しています。
- Domaine de la Folie が所有するグラン・クリュ(特級畑)は何ですか?
- Domaine de la Folie はグラン・クリュ区画を所有していませんが、プルミエ・クリュや村名格付けの畑を所有しています。
- Domaine de la Folie の特徴は何ですか?
- コート・シャロネーズの北端に位置するシャニー村を拠点とするドメーヌ・ド・ラ・フォリは、この地ならではの個性を反映したワイン造りを行う生産者だ。所有する畑は計2カ所で、いずれもプルミエ・クリュの格付けを有している。その中核を成すのが、3.26ヘクタールの広さを誇るクロ・デュ・シェーニュである。さらに、1.69ヘクタールの面積を持つクロ・サン・ジャックも、同ドメーヌのポートフォリオを支える重要な一翼を
- Domaine de la Folie のワインはどの格付けから始まりますか?
- Domaine de la Folie のワインは 一級畑(Premier Cru) から始まり、一級畑(Premier Cru)2 畑、幅広いラインナップを展開しています。
データ最終更新: